2010年2月23日火曜日

デブサミ2010レポートというかメモ(その3)

ミツエーリンクス・矢倉氏(阿部力に似てるイケメン)から「HTML5って?」という概説的なお話。
「緊張して吐きそうです」というオープニングも、LTならではの空気感。
(実際にかなり緊張されてましたが)

矢倉氏は「Web標準Blog」というブログを執筆されている方だそうで。見ると、随分長いこと書かれてます。これ、大変だろうなぁ…。

さてさて、講演スライドはこちら

聞きかじった内容のメモを書いていこうと思ったけど、スライドに書いてあることなので、わざわざここで書いてもしょうがない(涙)。

細かな話はスライド内(本物)を参照していただくとして、矢倉氏としては
「HTML5仕様じゃないものもHTML5とか言うと話がややこしくなるか、ちゃんと区別して使おう」
「すぐに『HML5?あぁ、使えないよ』とか言わずに、考え方を変えて皆で使っていこう!」
というお話でした。


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次に、白石俊平氏のお話。
Web開発の未来予想
WebWorkersは革命だ。
 ・ユーザビリティに優れたアプリケーションを
 ・美しくてシンプルなプログラムコードで書ける
  (マルチコアも有効に使える)

JSはレイヤー化の方向に向かうのでは?
・JSクライアントはUI層とBL層(Business Logic)に分かれる。
・UI層からのCRUDをBL層が(裏で)実行。
(つまり、UIを邪魔しない)

web-messaging-rpc の開発をしていて、コミッタ募集中とのこと。


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続々。有限会社futomi 羽田野太巳氏。

HTML5を使ったサイトをピックアップして紹介(ショーケース)。
講演スライドはこちら

紹介されていたサイトは以下。



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小松健作氏。スライド
テキストマイニングにWebSocketは超使える。
ということで、foomooを使ったマッシュアップのデモ。
「クラウドの中にユーザーPCを使える」←この言葉、個人的には結構ヒビいた。

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竹迫良範氏
時間がどんどん押していたためか、淡々とデモ。それが逆に面白かったり。
内容は、FileAPIを使った「zip-dekure」。
Webアプリだけど、クライアントだけでzipファイルにしてくれる。なんか、いい。
「『exe-dekure』という危険なアプリもあります」というオチが素晴らしかった。

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上山智士氏
いつもはAdobeのイベント(MAX)とかに乗り込んではJavaScriptの話をしているそうで、
「今日はHTML5がテーマなので、Flashの話をします」で会場ドカン。

と言いつつ、HTML5のCanvasを使った高度(でオバカ)なデモが続々登場。
なんだこの人。すげくない?

3D等のグラフィック機能で言えばFlashの圧勝。
ただしFlashとHTMLの間に壁があるのが問題。これを取っ払うのがCanvas。

Canvasの位置づけとして、「HTML書きの人はもっと気軽にグラフィックを、Flash書きの人はもっと気軽にHTMLを」。

わんさか紹介された中で、唯一たどり着けたページ。
Neru


以上、意味があるのかないのか(たぶん、ない)レポートでした。


しかし、RIA/リッチクライアントは完全にHTML5とバッティングというか、標準仕様として追いつかれちゃって、こりゃ一蹴されるな…。
そんな中、バッティングしていることを言い表すのにちょうど良いニュース(2月22日付)。

Google「Gears」終了を公式に説明 - HTML5への移行を推進
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/22/009/

どうなる。WEB業界。IT社会。

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