2010年9月27日月曜日

【愚痴】必要以上のキレイさにコストをかけるのは無駄

受託開発案件だから仕方ないんだけどね。
だけど、ねぇ。

今日、開発ルームから聞こえてきた声。

「無駄なことだけど、ちゃんとやるんだよ!エンドユーザーはこういうところを気にするんだよ~」
とメンバーを説得する開発リーダー。

何かと言うと、「Excelで作った画面設計書のオートシェイプ内の文字位置が微妙に揃っていない部分を、キレイに揃うように修正する」こと。

別に位置が上だろうが下だろうが意味は通じるし、表示する画面そのものを表しているわけでもない(要は「吹き出しコメント」)からまったく大勢に影響はないんだけど、今回のエンドユーザーはそういうのを気にするからテマヒマかけて直さないといけない、とのこと。

ドキュメントを整備していくことはとても大事だけど、「要件を正しく伝える」という『ドキュメントとしての目的』を果たしている以上、必要以上に「キレイさ」になんかコストかけなくていいんじゃないかなぁ、と心底思います。開発リーダーもそこは重々承知の上で、でも「仕事だから」と割り切ってメンバーの指導にあたっているわけですが。

ですが。

なんか、せっかくある「開発力」をこんなことに使っている(=例えば今回の例のようにエンドユーザーが本質的じゃないところばかり気にしている)限り、どこにも勝てない、というかポツンと置いていかれる気がします。


政治外交的にも死亡同然の日本(いやー、あれは間違いなく今年一番の驚愕事件)、いつまでもこんな調子だと本気で沈むなぁ。ちゃんと英語しゃべれるようになっておかないとなぁ。

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