2011年6月5日日曜日

Eclipseとローカルファイルシステムの同期(FileSyncプラグイン)

Eclipse内(ワークスペース)とOSのファイルシステム間で自動的に同期を取りたいなぁ、と思って探したら、そのものズバリなプラグインがあったので試してみた。
環境は、
OS:Windows 7 Professional
Eclipse:3.6 (Helios Service Release 2)

ファイル同期プラグイン「FileSync

FileSync概要

Eclipseで作成・保存したファイルを、自動的に指定したフォルダに保存(同期)してくれる。
Eclipseからローカルファイルシステムへの一方通行


インストール

1.Eclipseのメニューで、「ヘルプ」>「新規ソフトウェアのインストール」を選択。

2.作業対象に以下を入力。
http://andrei.gmxhome.de/eclipse/
入力後、Enterキーを叩いてしばらく待っているとインストール可能なプラグインが表示されるので、ツリーを展開して「FileSync」を選択し、「次へ」。
※直接「http://andrei.gmxhome.de/filesync/」でも多分大丈夫(試してないです)。

3.ライセンスに同意して、「次へ」

4.インストールが始まるので、コーヒーでも飲みながら待つか、バックグラウンド実行で終わるのを待つ。

5.インストールが終わったら「再起動しろよ」というダイアログが表示されるので、素直にEclipseを再起動。「-clean」で再起動した方が無難。

以上でインストール完了。

使い方

1.FileSyncはプロジェクトに対する設定となるので、対象プロジェクトで右クリック>「プロパティ」を選択。

2.プロパティウィンドウが表示されたら、「ファイル同期化」を選択。
右ペインに表示された設定ウィンドウで、コピー元(Eclipse側)のフォルダーを選択。
下部にある「デフォルトのターゲット・フォルダ」には、コピー先の(OS側)フォルダを設定。

3.あとは、ファイルを作成したり更新したりしたら、それが保存されたタイミングで自動的に指定した場所にコピーされる(プロジェクトが「自動的にビルド」に設定されていること)。
当然、フォルダ構成もEclipseのワークスペースのままコピーされる。

※設定ウィンドウにある「異なるターゲット・フォルダの許可」等の設定については、ちょっと触ってみたけどうまく動かなくてよくわかりませんでした…。

パターンマッチ等でいろんな条件を設定できそうなので、詳しく知りたい方は公式リファレンス(英語)をどうぞ。

注意点

ザッと2分ほど触った上で、注意点。
  1. プロジェクトが「自動的にビルド」になってないと動かない。
  2. 概要に書いた通り、逆方向の同期(OS側で更新した内容をワークスペースに反映)はしてくれない。
  3. Eclipse側で同期対象のファイルを削除すると、エクスプローラが落ちる(ギャー)


シーンによっては、いろいろと使えそうなプラグインです。

#実は、むしろ逆方向(OSからEclipse)の同期を取ってくれるようなプラグインを探してたので、ボク自身は結局このプラグインを使うことはなさそうなんですけどね…(だから2分ぐらいしか触ってない)。
そもそも逆方向にコピーしたらEclipseがぶっ壊れそうなので、そんなプラグイン無いのかな…。作るか…。

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