IPAが大学などでOSS教育を実施、報告書とRubyなどの教科書を無償公開(ITpro記事)
報告書および教材は以下からダウンロードできる。
http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/seika_1005.html
教科書に講師用の講義ノート、チェックテストまである。
素晴らしい取り組みだ。
ちょうどいいからRubyに(やっと)手を出してみようかな。
2010年6月2日水曜日
2010年3月17日水曜日
そういえば、オープンソースのスタックサービスって
2006年頃からだったか、オープンソースのスタックサービスという事業がにわかに騒がれ始め、NECさんなぞはSpikeSourceと提携して結構チカラを入れてやっていた。
騒がれ始めた当初から、技術者的には「パズルっぽくてやや面白そう」とは感じたけど、ビジネス的には「いったい誰がどれぐらい嬉しいんだ?」というのが分からなくてまったく注目しておらず、最近ツラツラと考え事をしていてハタと急に「そういえば?」と思い出した。
とりあえずNECさんの当該ページに行ってみると、1年前(2009年3月末)付けで「SpikeSourceコアスタック受注停止」と出ているじゃないですか。やっぱり難しかったんですね。
で、何がどう難しかったのか、ということを当時から端的に指摘されていたオープンソースCRMの内田代表のブログで合点。
で、これをクラウドな世界が広がりつつある現在の目で見ると、また面白いかもしれない。
ブログで解説されているスマイルカーブの左側は「性能要件」。
これが今は雲の向こう側に驚くほど大規模化された性能として用意されている。
反対側はいわゆるSIであったりコンサルティングであったりすることになると思うが、クラウドへの移行期には確かに高付加価値を生み出すだろうが、クラウドへシフトしてしまった後は(業界全体のバランスとして)きっちりとしたスマイルを描けるかどうかは微妙だと思われる。
どちらかと言うと、ニヤっとニヒルに笑う現在の先行クラウド陣営の不適な笑顔が見えてきそうで怖さすら感じる…。
先の内田さんのブログの最後の提案については、それ自体は面白いが、クラウドで実現されることはあってもスタックサービスとして準備されることは今後まず無い。
となると、つまりSIerは自社の業務系ノウハウを高い次元でパッケージングしたものをクラウド(AmazonやGoogleを使ってもいい)で準備すれば、生きていける?
でも急にパッケージングすると言ってもプロダクト化するノウハウも無ければ資金も無いのが現状か。
む。
個人的には、そこに対してノウハウを提供することで貢献できる可能性はあるな(笑)。
もう眠いから今日はここまで。
でもこの流れでの思考は面白そうなので、継続。
(途中、何言ってるかわかんなかったらすいません。眠い。)
騒がれ始めた当初から、技術者的には「パズルっぽくてやや面白そう」とは感じたけど、ビジネス的には「いったい誰がどれぐらい嬉しいんだ?」というのが分からなくてまったく注目しておらず、最近ツラツラと考え事をしていてハタと急に「そういえば?」と思い出した。
とりあえずNECさんの当該ページに行ってみると、1年前(2009年3月末)付けで「SpikeSourceコアスタック受注停止」と出ているじゃないですか。やっぱり難しかったんですね。
で、何がどう難しかったのか、ということを当時から端的に指摘されていたオープンソースCRMの内田代表のブログで合点。
で、これをクラウドな世界が広がりつつある現在の目で見ると、また面白いかもしれない。
ブログで解説されているスマイルカーブの左側は「性能要件」。
これが今は雲の向こう側に驚くほど大規模化された性能として用意されている。
反対側はいわゆるSIであったりコンサルティングであったりすることになると思うが、クラウドへの移行期には確かに高付加価値を生み出すだろうが、クラウドへシフトしてしまった後は(業界全体のバランスとして)きっちりとしたスマイルを描けるかどうかは微妙だと思われる。
どちらかと言うと、ニヤっとニヒルに笑う現在の先行クラウド陣営の不適な笑顔が見えてきそうで怖さすら感じる…。
先の内田さんのブログの最後の提案については、それ自体は面白いが、クラウドで実現されることはあってもスタックサービスとして準備されることは今後まず無い。
となると、つまりSIerは自社の業務系ノウハウを高い次元でパッケージングしたものをクラウド(AmazonやGoogleを使ってもいい)で準備すれば、生きていける?
でも急にパッケージングすると言ってもプロダクト化するノウハウも無ければ資金も無いのが現状か。
む。
個人的には、そこに対してノウハウを提供することで貢献できる可能性はあるな(笑)。
もう眠いから今日はここまで。
でもこの流れでの思考は面白そうなので、継続。
(途中、何言ってるかわかんなかったらすいません。眠い。)
2008年1月31日木曜日
GPL v3 クイズ
SugarCRMのサイトでGPL v3クイズをやっていたので、挑戦してみました。
http://www.sugarforum.jp/cgi-bin/tqquiz.cgi?genre=gplquiz
ボクの結果は70点。
Linuxコンソーシアム運営委員としては、落第点か・・・(--;
http://www.sugarforum.jp/cgi-bin/tqquiz.cgi?genre=gplquiz
ボクの結果は70点。
Linuxコンソーシアム運営委員としては、落第点か・・・(--;
2007年12月17日月曜日
オープンソース周辺ビジネスに一つの答え?
このブログでも物議を醸した(ウケは良かったけど削除に追い込まれた)ワイズノット社が、民事再生手続を開始しました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071214/289568/
思ったよりは長持ちしましたが、とりあえず一区切り付きましたね。
さて、このニュースは世間にどう映るのでしょうか。
ちなみにここで言う「世間」とは、ワイズノットの他多くの企業が活動を行う企業社会とでも言いましょうか。大雑把に括ってIT業界、およびITを活用する企業の集合である産業界というのをイメージしています。
ワイズノットは、HPによると「オープンソースに専門特化し、先駆者となってきた」というのが売りだそうですが、IT業界には当然そう映っていないことは置いておいて、いわゆるITを活用しようとしているユーザ企業からすると、コストメリットが高く機能的にもビジネスに耐えうるようになってきた流行の「オープンソース企業」と映っているのではないかと思います。
そしてこのニュースを受け、その「オープンソース専門特化企業」が民事再生手続開始しちゃったんだから、見え方としては「オープンソースってビジネスとしてはダメじゃん、オープンソースはやっぱり安心できない」という判断を生んでしまうのではないかと思います。
上記のようなユーザ企業の方がいらっしゃったら、まずはここでその誤解を解かなければいけません。
まず、「オープンソース企業」と一口に言っても、開発している立場なのか、使っている立場なのかで大きく異なります。
ワイズノットは典型的な後者、つまり世にリリースされているOSSという英知を利用して、システム開発をする会社です。
前者の企業は、例えば先日このブログでも出しましたが「SugarCRM」をリリースしているケアブレインズ社。ここは、米国のOSS「SugarCRM」の日本のリセラーという立場ではありますが、社長がSugarCRMプロジェクトのボードメンバーとして参加しており中心にいること、さらにコミュニティを運営しつつ、開発も進めていることから、OSSを開発・リリースしている企業と言えます。
通常、オープンソース企業というと(ボクの感覚では)このケアブレイズ社のような前者を指しており、「あるOSSプロジェクトへのコミッタあるいはボードメンバーが中心にいて、そのOSSを中心にビジネスモデルを描いている企業」と言えます。(ここはボクの持論につき異論も出そうなので、是非コメントをお願いします)
この定義でいくとすると、ワイズノットさんはいわゆる普通の受託開発会社さんなんですが、商材としてオープンソースを使っていたので「オープンソース企業」と名乗ってる(た)んですね。(同社でOSSとして有名な人というと、masuidriveさんぐらいじゃないでしょうか。)
この両社にはビジネス面でも技術面でも大きな違いがあるんですが、それをごちゃ混ぜにして「オープンソースは不安だ」と一般企業の方々に勘違いされてしまうのではないかと、ボクは非常に危惧しているわけです。
特にビジネス面の違いを挙げるとすると、例として挙げているケアブレインズ社の場合は、元々コンサルティング会社なので「SugarCRMそのもの」をライセンシングして利益を出すというよりは、SugarCRMをベースに付加価値としてコンサルティングサービスを提供することをビジネスモデルとしています。
これに対してワイズノットは、(これ以降かなりの推論です)いろいろなOSSを担ぎ出してきてサービスメニュー化してはいますが、結局システム開発を受託してその内容に合うOSSを使って開発している形となるので、ビジネスモデルはあくまで「受託開発」。
そして、OSSオンリーの受託開発、特に技術力のない企業がやろうとするとサポートメニュー等をよほどしっかり立てない限りは利が出ない分野ですので、どちらかと言うと利益が手堅い派遣業にシフトしていき(ワイズノットの社長さんはもともとリクルートHRの方なんで、最初からそれを狙っていたのかもしれませんが)、とにかく大量に人を雇って派遣する、というスタイルになっていったわけです。で、大量に人を雇うのはいいけど、採用コストはそれだけかかるし、しかも専門職なので教育コストもかかります。そうこうしているうちに、今回の事態となってしまった。
つまり、今回のニュースの受け止め方としては「オープンソースビジネスで失敗した」のではなくて、「受託&人材派遣業で失敗した」と見るのが正しいわけです。
とりあえず、今回のニュースは業界全体にとっては(個人的に)とても良いことだと思います。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071214/289568/
思ったよりは長持ちしましたが、とりあえず一区切り付きましたね。
さて、このニュースは世間にどう映るのでしょうか。
ちなみにここで言う「世間」とは、ワイズノットの他多くの企業が活動を行う企業社会とでも言いましょうか。大雑把に括ってIT業界、およびITを活用する企業の集合である産業界というのをイメージしています。
ワイズノットは、HPによると「オープンソースに専門特化し、先駆者となってきた」というのが売りだそうですが、IT業界には当然そう映っていないことは置いておいて、いわゆるITを活用しようとしているユーザ企業からすると、コストメリットが高く機能的にもビジネスに耐えうるようになってきた流行の「オープンソース企業」と映っているのではないかと思います。
そしてこのニュースを受け、その「オープンソース専門特化企業」が民事再生手続開始しちゃったんだから、見え方としては「オープンソースってビジネスとしてはダメじゃん、オープンソースはやっぱり安心できない」という判断を生んでしまうのではないかと思います。
上記のようなユーザ企業の方がいらっしゃったら、まずはここでその誤解を解かなければいけません。
まず、「オープンソース企業」と一口に言っても、開発している立場なのか、使っている立場なのかで大きく異なります。
ワイズノットは典型的な後者、つまり世にリリースされているOSSという英知を利用して、システム開発をする会社です。
前者の企業は、例えば先日このブログでも出しましたが「SugarCRM」をリリースしているケアブレインズ社。ここは、米国のOSS「SugarCRM」の日本のリセラーという立場ではありますが、社長がSugarCRMプロジェクトのボードメンバーとして参加しており中心にいること、さらにコミュニティを運営しつつ、開発も進めていることから、OSSを開発・リリースしている企業と言えます。
通常、オープンソース企業というと(ボクの感覚では)このケアブレイズ社のような前者を指しており、「あるOSSプロジェクトへのコミッタあるいはボードメンバーが中心にいて、そのOSSを中心にビジネスモデルを描いている企業」と言えます。(ここはボクの持論につき異論も出そうなので、是非コメントをお願いします)
この定義でいくとすると、ワイズノットさんはいわゆる普通の受託開発会社さんなんですが、商材としてオープンソースを使っていたので「オープンソース企業」と名乗ってる(た)んですね。(同社でOSSとして有名な人というと、masuidriveさんぐらいじゃないでしょうか。)
この両社にはビジネス面でも技術面でも大きな違いがあるんですが、それをごちゃ混ぜにして「オープンソースは不安だ」と一般企業の方々に勘違いされてしまうのではないかと、ボクは非常に危惧しているわけです。
特にビジネス面の違いを挙げるとすると、例として挙げているケアブレインズ社の場合は、元々コンサルティング会社なので「SugarCRMそのもの」をライセンシングして利益を出すというよりは、SugarCRMをベースに付加価値としてコンサルティングサービスを提供することをビジネスモデルとしています。
これに対してワイズノットは、(これ以降かなりの推論です)いろいろなOSSを担ぎ出してきてサービスメニュー化してはいますが、結局システム開発を受託してその内容に合うOSSを使って開発している形となるので、ビジネスモデルはあくまで「受託開発」。
そして、OSSオンリーの受託開発、特に技術力のない企業がやろうとするとサポートメニュー等をよほどしっかり立てない限りは利が出ない分野ですので、どちらかと言うと利益が手堅い派遣業にシフトしていき(ワイズノットの社長さんはもともとリクルートHRの方なんで、最初からそれを狙っていたのかもしれませんが)、とにかく大量に人を雇って派遣する、というスタイルになっていったわけです。で、大量に人を雇うのはいいけど、採用コストはそれだけかかるし、しかも専門職なので教育コストもかかります。そうこうしているうちに、今回の事態となってしまった。
つまり、今回のニュースの受け止め方としては「オープンソースビジネスで失敗した」のではなくて、「受託&人材派遣業で失敗した」と見るのが正しいわけです。
とりあえず、今回のニュースは業界全体にとっては(個人的に)とても良いことだと思います。
2007年6月27日水曜日
Linuxコンソーシアム:サービス部会
たまにはコンソーシアムの別の部会にも参加してみよう、と思い、今日はじめてサービス部会に参加させてもらった。
http://www.linuxcons.gr.jp/service/service_index.html
サービス部会のスタンスとしては、参加者(社)のメリットを出すために「各社のサービス発表の場」としましょう、というビジネス面を強く出し、そうやって参加者(社)の情報を同じテーブルにのせた上で、サービスレベルの基準作りやマップの作成、というアウトプットに繋げていく、というもの。
ビジネス面を強く出す、といっても、そこはオープンソースに関わる著名な方々が参加している会なので、技術面や業界動向に関しても鋭い方ばかりですが。
部会での問題点は、やはり「情報共有」の手段で、リッチクライアント部会でも情報共有のためのインフラはあるけど、発信者が限られてしまって活用できていないのが現状。サービス部会でも、そこが悩みの種のようです。
いろいろと興味深い話を聞けて、参加して良かった!と鼻息が荒くなりました。
とりあえず、印象に残ったセンテンスを。
SugarCRMのリセラー、ケアブレインズさん:「自分たちの最大の競合は、無償版」
これを受けて、小田切さん:「Red Hatの最大の敵はFedora」
→無償版と有償版のデュアルライセンスの難しさを語る、最も短いセンテンスですよねぇ。
シリコンバレーでは、OSSビジネスのベンチャーに金を突っ込むのがVCのトレンド。
で、5年間でIPOまで行かなければ、ビジネスとして成り立たない、というのが常識のようです。
風土として、「価値があるものはビジネスする」。
日本だと、「儲けるものはビジネスする」。
どえらい違いですね。
MicrosoftとジョイントしてOSSをビジネスしているところが結構多い。
→スキームとしてはありだけど、「特許侵害については訴えません」みたいなセコいのはやめようよ。と小田切さん。確かに。
株式会社アシストの方とご挨拶。OpenOfficeを担いでビジネスを開始したそうです。挨拶ついでにお話させてもらったところ、MS-Officeからの乗り換えでビッグユーザーからの問い合わせが結構きてるとのこと。具体的な数字を聞かせてもらいましたが、開始してからの期間からするとビックリするぐらい多い数でした。デスクトップ分野でも、来るかOSS。
ソースが海の向こうにある商用ソフトを担ぐより、ソースの在り処がはっきりしているOSSを担ぐ方が良い。→確かに、その方が売る方も売りやすいし、買う方も安心。本国にもソースがないソフトってのはかなり多いらしいし。
残念だったのは、懇親会があることを知らなかったこと。事前に言ってくれてたら調整してたのに(涙)。
http://www.linuxcons.gr.jp/service/service_index.html
サービス部会のスタンスとしては、参加者(社)のメリットを出すために「各社のサービス発表の場」としましょう、というビジネス面を強く出し、そうやって参加者(社)の情報を同じテーブルにのせた上で、サービスレベルの基準作りやマップの作成、というアウトプットに繋げていく、というもの。
ビジネス面を強く出す、といっても、そこはオープンソースに関わる著名な方々が参加している会なので、技術面や業界動向に関しても鋭い方ばかりですが。
部会での問題点は、やはり「情報共有」の手段で、リッチクライアント部会でも情報共有のためのインフラはあるけど、発信者が限られてしまって活用できていないのが現状。サービス部会でも、そこが悩みの種のようです。
いろいろと興味深い話を聞けて、参加して良かった!と鼻息が荒くなりました。
とりあえず、印象に残ったセンテンスを。
SugarCRMのリセラー、ケアブレインズさん:「自分たちの最大の競合は、無償版」
これを受けて、小田切さん:「Red Hatの最大の敵はFedora」
→無償版と有償版のデュアルライセンスの難しさを語る、最も短いセンテンスですよねぇ。
シリコンバレーでは、OSSビジネスのベンチャーに金を突っ込むのがVCのトレンド。
で、5年間でIPOまで行かなければ、ビジネスとして成り立たない、というのが常識のようです。
風土として、「価値があるものはビジネスする」。
日本だと、「儲けるものはビジネスする」。
どえらい違いですね。
MicrosoftとジョイントしてOSSをビジネスしているところが結構多い。
→スキームとしてはありだけど、「特許侵害については訴えません」みたいなセコいのはやめようよ。と小田切さん。確かに。
株式会社アシストの方とご挨拶。OpenOfficeを担いでビジネスを開始したそうです。挨拶ついでにお話させてもらったところ、MS-Officeからの乗り換えでビッグユーザーからの問い合わせが結構きてるとのこと。具体的な数字を聞かせてもらいましたが、開始してからの期間からするとビックリするぐらい多い数でした。デスクトップ分野でも、来るかOSS。
ソースが海の向こうにある商用ソフトを担ぐより、ソースの在り処がはっきりしているOSSを担ぐ方が良い。→確かに、その方が売る方も売りやすいし、買う方も安心。本国にもソースがないソフトってのはかなり多いらしいし。
残念だったのは、懇親会があることを知らなかったこと。事前に言ってくれてたら調整してたのに(涙)。
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