2008年4月24日木曜日

Linux周辺で気になるニュースいくつか

お久しぶりです。全然更新できてません。

さて、最近コンソーシアム関連および仕事関連(どちらかというと仕事の方が比重高い)でXMLと触れ合う機会が多くなりました。時間を見つけては勉強中ですが、さすがに勘が衰えたのか年をとってしまったのか、昔のようにはすんなり頭に入ってきません。悲しいなぁ。

さて、Linuxデスクトップ関連のニュースが少し出ているので、いくつか。

「Silverlight」のLinux版「Moonlight」、アドビのAIRと同等の機能を実現へ
http://japan.cnet.com/svc/nlt2?id=20371813

「LinuxユーザーのCurl利用拡大を図る」---米カール,勢いのあるUbuntu Linuxに対応
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080418/299497/

一般個人向けデスクトップLinuxは開発しない - Red Hatが公式ブログで表明
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/18/024/

アプリケーションのプラットフォームたるエンジン部分(MoonlightやCurl)がLinuxデスクトップへの対応を表明しているにも関わらず、Linuxデストリビューションの雄、Redhatがデスクトップ分野からの撤退表明(やっぱりWindowsに軍配っす、という表明?)。

マーケ的には「Linuxデスクトップを普及させるにはキラーアプリの投入!」という観点でアプリのプラットフォームをまずはLinux対応させて、そこからその上で動くアプリを充実させていく、というのは綺麗な流れではあるけど、そもそもの根っこが折れると相当痛い。

ただ、Redhatは降りたけど、Ubuntuは結構な勢いで伸びているので(このブログですら過去に取り上げたぐらいですから)、今後の勢力図がどういう風になっていくのか、ちょっと注目しておこうと思います。

PS.
http://d.hatena.ne.jp/curl/20080421#1208746848
「ITセレブな創業者」というUbuntuの表現に、なんだかしっくりきました(笑)

PS2.
たまには宣伝。IdbAは、JavaベースなのでもちろんLinuxでもわんさか動きます。