2007年5月21日月曜日

良さをわかってもらうには

やっぱり、モノの良さをわかってもらうには「サンプルを使ってもらう」っていうのが一番なんだろうなぁ。食べ物だって化粧品だって、まずは無料サンプルだもんね。

Ajaxで名を馳せるHOWSさんが、Ajaxを駆使したWebメーラーのベータ版を公開してますね。
https://ml.hows-ajax.jp/
従来のWebメールの1/3の表示速度で「最速Webメール」だそうです。
そう言われると触ってみたくなる…。
 →なかなか使いやすいかも…
  →これってAjaxで作ってんのか、使えるなぁ…
   →Ajaxっていいなぁ

おぉ!サンプルアプリの力は偉大なり!

早速登録してみましたが、使おうと思ったらいきなり「システムエラー」のダイアログが出てしまって、まだ使えてません…。
(ちなみに決してフリーメールではなく「メーラー」なので、既に使用しているメールサーバへ接続に行くものです)
また時間をおいて試してみようと思います。

やっぱり良さをわかってもらうには、実際に触ってもらうのが一番。
IdbAもせっかくJava Web Startで配信できるんだから、何かいいサンプルを考えてみよう。

2007年5月17日木曜日

SODEC初日

今日から東京ビッグサイトで開催されているソフトウェア開発環境展。今回、初めてリッチクライアントゾーンが新設されたので、リッチクライアント部会リーダーとしては、営業(勧誘)に行かねば!ということで初日から張り切って行ってきました(決してコンパニオンのオネーサン目当てではない)。

以下、雑感。

[アクシスソフトBiz/Browser] http://www.axissoft.co.jp/
リッチクライアントゾーンで、まず目に飛び込んでくる巨大ブース。ゾーン内で最大の18小間。向かいの富士通さんと対等に渡り合ってます。
以前、永井社長とお話させていただいた時は「リッチクライアントってキーワードも、ウチが作りましたけどどうですかねぇ。ちょっと違うかな、と思い始めてますけど」的なことをおっしゃっていたけど、ここへきてドカンですね。取締役の宮武さんにご挨拶させていただき、かなりブースもお金かけてますねぇ、なんてぶっきらぼうに尋ねたら「社運かかってますよ」なんておっしゃっていましたけど、秋にも大型の導入事例が出て来るそうで、自信に満ちておられました。
Biz/Browserは、数あるリッチクライアント製品の中でもとにかく「業務」に拘っていて、そのコンセプトのわかりやすさと実際の製品(部品)の業務アプリ開発における「気遣い」が、ここまでこの会社を成長させたんでしょうね(上から目線)。あと、ウィルコムと手を組んで早々にスマートフォンに対応して、業務の「現場」にリッチクライアントを持ち込んだこと、ハンディターミナルにさっさと対応してHTメーカーと手を組んで市場を獲得したことも大きい。
オフレコで、宮武さんからこれまたインパクトのでかいお話を聞かせていただき、「すごいですねぇ!」なんて言いつつ、ウカウカしてられん…と思ったり。でもリッチクライアント自体の認知度が上がって普及されていくのは大歓迎だし…と思ったり。

肝心の技術的なところで言うと、リッチクライアント部会でいろいろと最新情報を聞いているのでボク的に特に目新しいものはなかったかな。

[カール] http://www.curlap.com/
リッチクライアント部会のもう一人のリーダー、梅村さんに会いに行く(梅村さんが来てるのかどうかも知らず)。ブースへ行くと、運良くすぐ発見!ちょうど経営分析ツールのセッションをやっているところだったので、参加(梅村さんから「セッションに参加してアンケートに答えると、抽選で松坂のユニフォームが貰えますよ!」なんて言われてしまったら、セッションを聞かないわけにはいかないw)。
セッションのデモで見た経営分析ツールは、さすがカール!という得意分野が全面に出たものでした。基本的に画面は4分割されていて、綺麗な画面の仕上がりと、再配置可能な自由度の高いインターフェース、マウスの動きにあわせて反応するメニューなど。4分割されたそれぞれの画面の情報は、相互に連携できるのかな?といった疑問が湧きつつ、質問するのを忘れて抽選券をもらうために梅村さんに案内されるまま引換券と、おやつのカールをゲット。数あるノベルティの中で、やっぱりカールが一番エッジ効いてます(w)。

[セカンドファクトリー] http://www.2ndfactory.com/
インパクト大。Silverlight(Windows VISTAに標準搭載の「.Net Framework 3.0」の一部としてプレゼンテーション層全体を担う基盤テクノロジ。以前はWPFと呼ばれてました)を使ったデモを見せてもらいましたが、グリグリとした3Dがサクサク動く。やっぱりOSネイティブだと速いな。
この会社さんは、FlashとかSilverlightを使ってRIA(Rich Internet Application)のコンサルから構築までをやっているそうで、デザインと開発技術の融合がテーマのようです。「お互いのマインドを理解することが大事」とは確かにその通り。プレゼンは最初の掴み~前半10分ぐらいまでは良かったけど、途中から期待していた内容からそれてしまったので途中で抜け出してしまいましたが、UIに対して強烈な拘りのある会社さんだということはヒシヒシと感じました。

[ガジェットプラス] http://www.gadget-plus.co.jp/
アプリケーションのフロントエンドをExcelにしちゃおうっていう割り切りと思い切りの良さは「買い」です。Webアプリケーションの、ブラウザ部分がそのままExcelに取って代わっちゃうという。一応ブラウザ内部で動くみたいで、ブラウザに専用プラグインを入れると、JavaScriptでExcelオブジェクトを触れるようになって、画面にはExcelそのものが表示されるけど、データとかのやり取りはWebサーバと出来ちゃうそうです。
「印刷プレビューが出来ない」という欠点はありますが、それ以外はExcelの機能をそのまま使えるので、ハマる場所ではハマるんじゃないかな?
表示したExcelをクライアントに保存できるのか?とか、クライアントのリソースも参照できるのか?とか、画像系はどうなるのか?等、後から疑問が湧いてきたので、また今度行って質問してみようと思います。

[ジラッファ]
FlashとFlexが得意な会社さんだそうです。代表の成戸さんに説明していただきました。偉そうな言い方をすると、ものすごく良いキャラの方で、見習わなければいけない腰の低さとキャラクターでした。
Macで動いているデモを見させていただきました。2週間ぐらいでデモ用に作ったそうなのですが、普通に業務パッケージにしたら当たるんじゃないかと思いました。ウチがやってるところに追加でくっつけてくれないかな~なんて無理なお願いをしておきました。
今後、注目してみたいと思います。
(ブースにいたモデルみたいなお姉さんが、コンパニオンなのか社員なのか…確認できず終い…)


後は、IdbAと仲良くしてくれそうな会社さん探しに終始。ウィングアークも見ましたけど、ウィングアークさんはいくら声をかけても全然反応してくれないのでもういいです、スネましたボク(w)。

そうそう、カール梅村さんのご紹介でNexawebの方ともやっと繋がりました。これからいろいろ勉強したいと思います。


とりあえず、初日はそんなところでしょうか。一応最終日も行こうと思ってますが、とりあえず今日はカールでもらったカールわさび味を食べて寝ます。おやすみなさい。

2007年5月6日日曜日

RSS配信環境整備の続き

エンコードについては、前回ms2さんから教えてもらった通り「Shift_JIS」でエンコード指定してやったらうまくいきました。これで無駄なエンコード処理はカット。
で、運用してみるとやっぱりアップロードが面倒。どうせなら作ったXMLを自動でサーバにアップしたい。
というわけで、懐かしの「BASP21」をインストールして、XMLファイル作成後にFTPでサーバにアップする処理を追加。

'引数で指定したローカルのファイルをFTPでアップするぜ
Public Sub DeployRSS(strFileName As String)
Dim FTP As Object
Dim rc As Long

If Dir(strFileName) = "" Then
MsgBox "送信するファイル[" & strFileName & "]が見つかりませんでした。"
Exit Sub
End If

Set FTP = CreateObject("basp21.FTP")
'接続(SERVERNAME等には適切な値をセット)
rc = FTP.Connect(SERVERNAME, USERNAME, PASSWORD)
If rc <> 0 Then
MsgBox "接続できませんでした。", vbCritical
FTP.Close
Exit Sub
End If

'送信。第二引数にはアップ先のディレクトリを指定。基本、上書き。
rc = FTP.PutFile(strFileName, "/" & USERNAME & "/")
If rc <> 1 Then
MsgBox "送信できませんでした。", vbCritical
FTP.Close
Exit Sub
End If
MsgBox "送信しました。", vbInformation
FTP.Close
Set FTP = Nothing
End Sub



あー、なんて簡単。
BASP21様様です。

あとは、リストした先にping送信する機能をつければ一通り完成。
というかここまでやれば、何気に使えるモノになりそうな気がしてきた。

2007年5月3日木曜日

むりやりRSS配信環境を整備

本流サイト(ぼや記)は、Blogが登場する前のいわゆる「テキストサイト」という呼び方が一般的だった頃からやっているので、RSS配信なんてとてもじゃないけど出来ない。
これは不親切だ!というわけで、RSS配信できるように考えてみました。考えてみたところで、結局は自分のサイトの情報をXMLにするしかないので、とりあえず手っ取り早くExcel VBAで日記ファイルを読み込んでサマライズしてXMLに吐き出すことに。
RSS2.0の仕様を調べ、実際にgooブログで配信されているXMLのフォーマットを確認。自身の日記ファイル(HTML)は、フリーのツール(日々日記)を使って作っているので、日付やタイトルの抜き出しは簡単。あとは整形して出力すれば終わり・・・かと思いきゃ。
文字コード。Excel VBAで出力したファイルはShift_JISで作成されるけど、XMLはUTF-8にしなきゃいけない。
でもとりあえずこれも引数で文字コード指定すりゃいいんだろう?と思いきゃ、これが単純にはいかなかった…。
結局、参照設定を追加(Microsoft ActiveX Data Objects 2.5以降ならOK)してADODB.Streamオブジェクトを使うことにしました。
既に書いたコードを直すのは面倒なので、Shift_JISで出力したファイルを読み込んで文字列変数にすべて突っ込み、それをADODB.Streamオブジェクトでコード変換して書き出すことに。ただの個人ツールなんでリソースのことなんて考えません。

Dim stm as ADODB.Stream

Set stm = new ADODB.Stream
With stm
.Open
.Type = adTypeText
.CharSet = "UTF-8"
.WriteText strBuff 'ファイル内容をすべて突っ込んだ文字列変数
.SaveToFile "index.xml"
.Close
End With

Set stm = Nothing

こんな感じで簡単にUTF-8に変換できました。
まぁおかげでながーーーい一行のXMLになっちゃいましたが・・・(^^;)

とりあえず、日記を書いたらこのExcel VBAを走らせて、FTPでまとめてアップ。という運用。
あー、めんどくさい。

2007年5月2日水曜日

Web 2.0のインターフェース

Web2.0というのは、「インターネットをインフラとして捉え、その上に皆で何を構築していくか、そのフィードバックをいかに限られたリソース(時間・場所)で効率よく活用するか、そのサイクルの仕組み」ということだとボクは理解しています。
ということは、インターネットという目に見えないインフラを視覚的に捕まえることができないといけないんですが、それはブラウザおよびAjax等に代表されるブラウザエンジンが提供するUIだけで提供できるのでしょうか?

確かにGoogleが目指すように、すべてがインターネットの「あちら側」にあったら、どこでも利用できる可能性は高まりますが、だからといってすべてを解決しているわけではありません。

視覚的にインターネット上に流れるコンテンツを捉えるには、ブラウザおよびその周辺技術(Ajax等)だけでは不可能とは言わないまでも、かなり無理があると思います。

具体的には・・・Web 2.0 Expoまでに内容がまとまれば、会場でお話します。
まとまらなければ・・・コラムとしてどこかで執筆したいと思います。


という、ぼや~っとした問題提起だけで終わるという、なんともチュウブラリンなエントリー。
申し訳ありません、まだしっかりと頭の中の整理、およびそれを言葉にすることができていないもので…。