そんな先輩の下でスクスクとわがままに育ったボクは、Excelを表計算ソフトではなく、お絵かきソフトとして理解してしまいました。
で、今の会社でもExcelをお絵かきソフトとして活用しまくっているわけですが、世間の人はどうやらExcelをお絵かきソフトとして使うことがどうにも理解できないらしく、今回、いかに簡単にお絵かき出来るか、ということをここで解説したいと思います(ちなみにExcelのバージョンは2003です。古くてすいません)。
(わかってるかと思いますが、冗談半分で書いてますので、あまり真剣に受け取らないように)
まずは、下準備としてExcelをキャンバス化します。
セル全体を選んで、列のヘッダ部分で右クリックしたら「列の幅」を選択。

列の幅を「2」ぐらいにします。

これでExcelが方眼紙のようになりました。

さらにキャンバスっぽく真っ白にするために、方眼紙の目の線を消しましょう。
「ツール>オプション」を選択。

「表示」タブを選び、左下にある「枠線」のチェックを外します。

これで真っ白なキャンバスが出来上がりました。

ここに絵を描いていきます。
まずは「オートシェイプ>基本図形」から、長方形のシェイプを配置します。

次に、角が丸い「角丸四角形」を選択し、先ほどの長方形の上に配置します。

黄色いツマミを操作して、角の丸み具合を調整します。少し丸みを抑えました。

次に、円を配置します。「楕円」を選択して、Shiftキーを押しながら配置するとキレイに正円を描けます。

さらに先ほどの円の中に正円を配置します。
もう、何を作ろうとしているかわかってきましたね?

色を付けていきます。
土台の長方形を選択します。

ツールバーのバケツのアイコンの右側矢印をクリックして、「塗りつぶし効果」を選択します。

「グラデーション」タブを選び、「色」は「2色」にして、「色1」を「薄い青」、「色2」を「アクア」にします。
「グラデーションの種類」は「縦」を選び、バリエーションは左下のものを選びます。

同じように、小さいほうの円と、上部の角丸四角形にもグラデーションを付けます。

ちなみに、円のグラデーションは斜めにかけてます。

すべてのオートシェイプを選んでグループ化して一つにまとめます。

次に、「フローチャート>論理積ゲート」を選んで配置します。

2つ配置したら、長方形の右下部分に適当に四角形を配置します。

コネクタで、ゲートと四角形を繋ぎます。

2つとも繋げます。

繋いだコネクタの下側カーブ部分をギュイーンと下に引っ張ります。

ゲートとコネクタの色を整えたら、グループ化した長方形を選んで右クリック、「順序>最前面へ移動」を選択します。

というわけで、あっという間に「iPod nano」(微妙に古い第2世代)の出来上がり。

まぁ、Excelで作る必要はまったく無いっちゃ無いんですが。
ちなみに、図形を正確に配置していきたい場合は、「図形の調整>位置合わせ>グリッド」を選んでおくと、図を配置するときにセルの枠に沿って置けるので便利です。
透明度とかを操れるようになると、リフレクションだって出来ます。

最近のオフィス系ソフトには標準でリフレクションの機能が付いてるそうですが…。
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