2011年3月2日水曜日

アンケート用紙で部署とか書くトコについて提案

(以前、どこかで書いたことがあるような気もしつつ)
よくIT系のイベントとかで、ブースへの来場者にアンケートに答えてもらうことってあると思うんですが、その時に大抵、項目として「所属」とか「役職」とかを書いてもらいますよね。


これってなんかこう、書く方からしたら「めんどくさい」「何で教えなあかんねん」「役職とかねーし」と思うし、書いてもらった方も、見込み客のプロファイルを取りたいのに「で、結局この“サービス企画システム開発第2部シニアマネージャー補佐”ってナニ?」みたいなことになりかねない(さすがにこんな謎の部署・役職はないと思うけど)。

で、もう3年も前になるけど2008年のSODEC(ソフトウェア開発環境展)の時、ジラッファさんのブースに間借りして15分プレゼンをさせてもらった時に使用したアンケート用紙では、こんな風にしたのです。

「あなたの当てはまるところに○を付けてください」


例えば、システム開発部門の部長さんとかだと、こんな感じ?


この軸だけだと経理部門とかサポート部門に対応しにくいんだけど、SODECという来場者のプロファイルがほぼ限定されている中ではとても有効だったように思います。

この方式のいいところは、部署とか役職とかを書く抵抗感が無くなるとともに、アンケートに回答する人自身が「自分が思う自社における自分の役割、ポジション」を告白してくれるので、実は肩書きなんかよりもよっぽどストレートなプロファイルが分かる、ということです。

正直、イベントでいくら名刺集めたところでほぼ意味がない、っていうのは世の企業のマーケ担当の方々は既に重々理解していることでしょうから、どうせならこんな感じでちょっとヒネった形でアプローチを変えていくのも良いんじゃないでしょうか。回答する方、される方、お互いのために。

という提案でした。

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