デザイナーさんと仕事しているので、ボクが仕事で利用しているWindows XP環境でも先方のMacで作ったイラレ(ai)ファイルが開けないといけない。
というわけで、同僚にaiファイルを見る方法を教えてもらったのでメモ。
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Irfanviewでイラストレータのファイルを表示する方法について説明します。
1)IrFanViewをインストールします。
http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/
からダウンロードして下さい。
2)POSTSCRIPT.dllをインストールします。
http://www.software.com/irfanview-9374-1
から「TRY IT FREE」をクリックしてダウンロードしたファイルを実行してインストール
して下さい。
3)GhostScriptをインストールします。
http://sourceforge.net/projects/ghostscript/
から「Download Now!」をクリックしてダウンロードしたファイルを実行してインストー
ルして下さい。
これで、IrFanViewでイラストレータのファイルを見れるようになります。
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同僚に多謝。
2010年3月17日水曜日
そういえば、オープンソースのスタックサービスって
2006年頃からだったか、オープンソースのスタックサービスという事業がにわかに騒がれ始め、NECさんなぞはSpikeSourceと提携して結構チカラを入れてやっていた。
騒がれ始めた当初から、技術者的には「パズルっぽくてやや面白そう」とは感じたけど、ビジネス的には「いったい誰がどれぐらい嬉しいんだ?」というのが分からなくてまったく注目しておらず、最近ツラツラと考え事をしていてハタと急に「そういえば?」と思い出した。
とりあえずNECさんの当該ページに行ってみると、1年前(2009年3月末)付けで「SpikeSourceコアスタック受注停止」と出ているじゃないですか。やっぱり難しかったんですね。
で、何がどう難しかったのか、ということを当時から端的に指摘されていたオープンソースCRMの内田代表のブログで合点。
で、これをクラウドな世界が広がりつつある現在の目で見ると、また面白いかもしれない。
ブログで解説されているスマイルカーブの左側は「性能要件」。
これが今は雲の向こう側に驚くほど大規模化された性能として用意されている。
反対側はいわゆるSIであったりコンサルティングであったりすることになると思うが、クラウドへの移行期には確かに高付加価値を生み出すだろうが、クラウドへシフトしてしまった後は(業界全体のバランスとして)きっちりとしたスマイルを描けるかどうかは微妙だと思われる。
どちらかと言うと、ニヤっとニヒルに笑う現在の先行クラウド陣営の不適な笑顔が見えてきそうで怖さすら感じる…。
先の内田さんのブログの最後の提案については、それ自体は面白いが、クラウドで実現されることはあってもスタックサービスとして準備されることは今後まず無い。
となると、つまりSIerは自社の業務系ノウハウを高い次元でパッケージングしたものをクラウド(AmazonやGoogleを使ってもいい)で準備すれば、生きていける?
でも急にパッケージングすると言ってもプロダクト化するノウハウも無ければ資金も無いのが現状か。
む。
個人的には、そこに対してノウハウを提供することで貢献できる可能性はあるな(笑)。
もう眠いから今日はここまで。
でもこの流れでの思考は面白そうなので、継続。
(途中、何言ってるかわかんなかったらすいません。眠い。)
騒がれ始めた当初から、技術者的には「パズルっぽくてやや面白そう」とは感じたけど、ビジネス的には「いったい誰がどれぐらい嬉しいんだ?」というのが分からなくてまったく注目しておらず、最近ツラツラと考え事をしていてハタと急に「そういえば?」と思い出した。
とりあえずNECさんの当該ページに行ってみると、1年前(2009年3月末)付けで「SpikeSourceコアスタック受注停止」と出ているじゃないですか。やっぱり難しかったんですね。
で、何がどう難しかったのか、ということを当時から端的に指摘されていたオープンソースCRMの内田代表のブログで合点。
で、これをクラウドな世界が広がりつつある現在の目で見ると、また面白いかもしれない。
ブログで解説されているスマイルカーブの左側は「性能要件」。
これが今は雲の向こう側に驚くほど大規模化された性能として用意されている。
反対側はいわゆるSIであったりコンサルティングであったりすることになると思うが、クラウドへの移行期には確かに高付加価値を生み出すだろうが、クラウドへシフトしてしまった後は(業界全体のバランスとして)きっちりとしたスマイルを描けるかどうかは微妙だと思われる。
どちらかと言うと、ニヤっとニヒルに笑う現在の先行クラウド陣営の不適な笑顔が見えてきそうで怖さすら感じる…。
先の内田さんのブログの最後の提案については、それ自体は面白いが、クラウドで実現されることはあってもスタックサービスとして準備されることは今後まず無い。
となると、つまりSIerは自社の業務系ノウハウを高い次元でパッケージングしたものをクラウド(AmazonやGoogleを使ってもいい)で準備すれば、生きていける?
でも急にパッケージングすると言ってもプロダクト化するノウハウも無ければ資金も無いのが現状か。
む。
個人的には、そこに対してノウハウを提供することで貢献できる可能性はあるな(笑)。
もう眠いから今日はここまで。
でもこの流れでの思考は面白そうなので、継続。
(途中、何言ってるかわかんなかったらすいません。眠い。)
2010年3月11日木曜日
続けてクラウド絡みの本。お勧め。
楽天技術研究所 所長 森正弥氏の「ウェブ大変化」を読んだ。
多様化する「こちら側」、
大規模化する「あちら側」、
「知」と我々自身の変化、
そして「パワーシフト」
という構成で、「ITが苦手な方にも読んでもらえるように」と、この業界では一般的なところにもあらためて触れつつ書かれているが、「こないだのデブサミで出てきたばっかりの話じゃん」といったように現時点で最新の情報も比較的詳しく記載されていて、カバー範囲の広さと洞察の深さと説明の上手さがハンパない。
確かに「こちら側」から「あちら側」へアクセスする手段(=端末)は非常に多様化しているし、先行で走っている「あちら側」の大規模化はものすごいことになっているし、それらを掛け合わせた時に「知」の定義、および扱い方は当然変わってくるし、それによって「個」のもつパワーが大きくなる、ということが、実にわかりやすくまとめらている。
前述の角川本と続けて読むと、またひとつ、光の筋が見えてきそうな、そんな気がする。
また、印象的なのは、パワーシフトが起こった結果として以下のように語っている。
『フラット化する世界』で語られたとおり、フラットな世界で個人として栄えるには、自分を「無敵の民」にする方策を見つけなければならない。無敵の民とは、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」を意味する。それはつまり、その人の個人としてのオリジナリティを開花させることに他ならない。
可能性は等しく誰にも開かれているが、その恩恵を受けるには、オリジナリティに目覚めることが必要だ。アイデアを持つこと、自分自身のオリジナリティを発揮することが大事だ。
これはまさしく、クラウドという環境がIT業界全体を覆ったとき、まさに今現在「目の前の開発の仕事」をしている多くの「システム開発会社の従業員」への警鐘だと思う。
だって、現に今ボク自身が「無敵の民」となるために必死に考えているし(笑)。
今後のことを考えるために知っておくべきことがコンパクトにまとまっているし、1,500円と安いので、とてもお勧めです。
蛇足:
多様化する「こちら側」、iPadに対抗して(?)、HPからも出るんですね。
多様化する「こちら側」、
大規模化する「あちら側」、
「知」と我々自身の変化、
そして「パワーシフト」
という構成で、「ITが苦手な方にも読んでもらえるように」と、この業界では一般的なところにもあらためて触れつつ書かれているが、「こないだのデブサミで出てきたばっかりの話じゃん」といったように現時点で最新の情報も比較的詳しく記載されていて、カバー範囲の広さと洞察の深さと説明の上手さがハンパない。
確かに「こちら側」から「あちら側」へアクセスする手段(=端末)は非常に多様化しているし、先行で走っている「あちら側」の大規模化はものすごいことになっているし、それらを掛け合わせた時に「知」の定義、および扱い方は当然変わってくるし、それによって「個」のもつパワーが大きくなる、ということが、実にわかりやすくまとめらている。
前述の角川本と続けて読むと、またひとつ、光の筋が見えてきそうな、そんな気がする。
また、印象的なのは、パワーシフトが起こった結果として以下のように語っている。
『フラット化する世界』で語られたとおり、フラットな世界で個人として栄えるには、自分を「無敵の民」にする方策を見つけなければならない。無敵の民とは、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」を意味する。それはつまり、その人の個人としてのオリジナリティを開花させることに他ならない。
可能性は等しく誰にも開かれているが、その恩恵を受けるには、オリジナリティに目覚めることが必要だ。アイデアを持つこと、自分自身のオリジナリティを発揮することが大事だ。
これはまさしく、クラウドという環境がIT業界全体を覆ったとき、まさに今現在「目の前の開発の仕事」をしている多くの「システム開発会社の従業員」への警鐘だと思う。
だって、現に今ボク自身が「無敵の民」となるために必死に考えているし(笑)。
今後のことを考えるために知っておくべきことがコンパクトにまとまっているし、1,500円と安いので、とてもお勧めです。
蛇足:
多様化する「こちら側」、iPadに対抗して(?)、HPからも出るんですね。
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/10/025/index.html
2010年3月9日火曜日
角川さんのクラウド本(お勧め。急げ!)
角川グループHDのトップ、角川歴彦氏が書いた「クラウド時代と<クール革命>」が、なんと3月10日11時まで無料で読めます。
http://www.kadokawa.co.jp/coolkakumei/
絶対読め!とお勧めしたい。
コンテンツホルダーでありつつ、Web2.0系のインパクトがでかい技術に肝要で、YouTubeと早々と提携したのは記憶に新しいが、やはり視野が広いしよく分析されているし、視点がちゃんと「実際の動いているビジネス」からクラウドに向けられて語っているし、よくまとまっているし、説得力がある。
何より、わかりやすい。
最後の「東雲(しののめ)」の話は、唐突にそれまでの流れから変な方向へぶっ飛んだ感じがしてちゃんと読んでない(ほとんど読んでない)が、そこまでの話は非常に良いと思う。
個人的にビッときた言葉は、
クラウド時代における「コンテンツの購入とは何か?」
というところ。
これに対する本書での回答は
ユーザーは自分が対価を支払ったコンテンツ価値をよりしっかりと保障してくれるところにお金を払うようになる
いきなりこうやって書くとよくわからないと思うけど、これはAppleなり、Amazonの件(くだり)で出てくる。
ユーザーが楽曲(なり本)を購入する際にしなければいけないことは、Apple(なりAmazon)にその購入料金を払うだけ、という簡潔に完結(シャレじゃないよ)した仕組みが出来上がっている。そしてそのコンテンツを購入したことは、Apple(なりAmazon)が保証してくれている。
つまり、端末+ソフト+ネットワーク+ハード+ストアが一本化されて提供されており、購入を保証してくれているところに強みがある。
P.121の図は、本当によくまとまっていて秀逸。
昨夜一気に読んだけど、結局本が出たら買ってしまいそう。
クラウドについて言及しつつ、FREE戦略に書いてある内容もそのまま実現してしまう角川氏、恐るべし。
というわけで、ソフトウェア業界の人なら当然これも読んでおくべし。
http://www.kadokawa.co.jp/coolkakumei/
絶対読め!とお勧めしたい。
コンテンツホルダーでありつつ、Web2.0系のインパクトがでかい技術に肝要で、YouTubeと早々と提携したのは記憶に新しいが、やはり視野が広いしよく分析されているし、視点がちゃんと「実際の動いているビジネス」からクラウドに向けられて語っているし、よくまとまっているし、説得力がある。
何より、わかりやすい。
最後の「東雲(しののめ)」の話は、唐突にそれまでの流れから変な方向へぶっ飛んだ感じがしてちゃんと読んでない(ほとんど読んでない)が、そこまでの話は非常に良いと思う。
個人的にビッときた言葉は、
クラウド時代における「コンテンツの購入とは何か?」
というところ。
これに対する本書での回答は
ユーザーは自分が対価を支払ったコンテンツ価値をよりしっかりと保障してくれるところにお金を払うようになる
いきなりこうやって書くとよくわからないと思うけど、これはAppleなり、Amazonの件(くだり)で出てくる。
ユーザーが楽曲(なり本)を購入する際にしなければいけないことは、Apple(なりAmazon)にその購入料金を払うだけ、という簡潔に完結(シャレじゃないよ)した仕組みが出来上がっている。そしてそのコンテンツを購入したことは、Apple(なりAmazon)が保証してくれている。
つまり、端末+ソフト+ネットワーク+ハード+ストアが一本化されて提供されており、購入を保証してくれているところに強みがある。
P.121の図は、本当によくまとまっていて秀逸。
昨夜一気に読んだけど、結局本が出たら買ってしまいそう。
クラウドについて言及しつつ、FREE戦略に書いてある内容もそのまま実現してしまう角川氏、恐るべし。
というわけで、ソフトウェア業界の人なら当然これも読んでおくべし。
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