2010年5月11日火曜日

iPadがハネるかどうか身近なところで考える

#まったく技術の話はなく、思いつきの話です。そしてiPadは持ってませんから予想で話します。さらにiPadの「本を読む」ことにだけ特化して書いています。ウソついてたり、もう実現されている話だったら…スイマセン。


さて、ようやく本日から日本でも予約受付開始のiPad。
本好きなボクとしては、もう欲しくて欲しくてたまりません。
と、ボクは盛り上がっているんですが、奥さんは「ああいうので本を読む気にはなれない」とのこと。

つまり「物理的な本・書籍ならではの機能」はやはり魅力的で、例えば以下。
・ぱらぱら~っとめくりながら流し読みできる
・デバイスで見ると表示がモッサリしたり、めくる動作に対する反応が悪かったりしてストレスかかりそう

この辺は、アプリ側でUIを工夫したり、デバイス側のパワーアップで何とかなりそうな気もする。

その他、「なるほどな」と思ったのが、
・家の本棚にある(お母さんとかが買ってきた)本を眺めて気に入ったものがあれば気軽に読める
というもの。

なるほど、これはホリエモンのソーシャルフィルタリングにも通じる読書法だ(と、あえて難しそうな感じで言い回してみる)。
家族という信頼できる人がフィルタリングしていつつ、好みの違いから新たな発見がある、という感じ?


iPadがハネるかどうかは「家族が共有できるかどうかだ」というエントリーをされている方もおられますが(iPadの真のライバルは誰か?)、奥さんの上記発言を聞いて「家族で共有」は納得。

ドカンとハネるかどうか、ボクも上記エントリにあるように30代~40代女性に受け入れられるかどうかが結構ポイントかと思ってるんですが(ビジネスマンの世界では否応なく浸透すると思ってます)、ただ、「家族で1台のデバイスを共有」ではなくて、それぞれがデバイスを持っていて、その中のコンテンツを家族という単位で共有、の方がいいと思うんですよね。
せっかくソフトバンクから出るんだから、「家族同士通話無料」のノリで、「家族同士は本の貸し借り無料」みたいな。

家族共有の「家の本棚」っていうエリアがあって(ネット上でもどこでもいいけど)、例えばお父さんやお母さんや息子や娘がiBook Storeで本を買ったら、その本棚エリアにPUTしておく(もちろん息子が買ったエ○本は息子のデバイス内のみに留めておくことにしましょう)。
何か読みたいな~と思ったら、まずは「家の本棚」エリアを眺めて、良さそうなタイトルがあれば自分のデバイスに持ってきて読める。

ただ本(コンテンツ)を家族とはいえ複数名で共有されちゃうと、コンテンツ提供者からすれば料金を取りっぱぐれてしまいますが、そこはフリーミアムな考えで、将来的な市場拡大装置としてマーケ的に捉えたほうが、結果的に市場は大きくなるんじゃないかと思います。

そういう仕掛け(アプリ)実装できるかな~と思ったけど、「家族同士無料」っていうネックの部分はアプリでは手出し出来なさそうなので、とりあえずこうやってブログに書いてみたら誰かが作ってくれないかな~という発想w。

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